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07月
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関西コミティアの案内が届きました。
スペースは J-46です。よろしくお願いいたします。

新刊なのですが…
先日の希臘神話男神本の流れで
ギリシャ神話モチーフのマンガを予定していたのですが
上の写真の様な状態(ネーム途中)でして間に合いそうもございません…。
ううっ…死ぬほど悔しい…でも自分不器用なんで
初めてやることにとことん蹴躓いて転びまくってしまうもので…。
申し訳ございません。
サークルカットにも新刊あります~って書いちゃったんだよな…恥ずかしい!

でも続きはやっていきますので、秋には余裕で並べられる様にします!

お品書きは、
JOBs」700円
metamorphosis ver.00」400円
空想希臘神話画本」800円
の三冊です。
東誉之さんの風神雷神スケッチ集も委託させて頂きます。
モンスターデザインが好きな人、必見!

以下は、画業に関する最近のもっぱらの悩みです。
テーマは、「不器用貧乏について」(笑)。
お付き合い下さる方は左下の「つづきです」からお願いします。




会社を辞めて一年と三ヶ月が経った。
フリーランスで食べて行くために必要なものってなんだろう、と
いつも考えている(今更…!?)。

会社にいたときは、
社内にいる人材が社内にある様々なタイトルのデザインを
賄わなければならないため
デザイナーはその都度色んな絵を研究して描けるようになる必要があった。
だから、絵の技術が上達するし、分析力も上がる。

私は、自分で言ってしまうのも悲しいけど
あまり運を引き寄せることが出来る人間ではなくて
社内でとても優秀な先輩デザイナーに技術や考え方を
教えてもらう機会に恵まれたのに
それを活かすことが出来ないまま会社を辞めてしまった。

正確には、デザイナーの一員としてだったり、
メインデザイナーを担当させて頂いたタイトルはあったが、
発売に漕ぎ着けることなく開発中止になってしまった。
言い訳はしたくないが、どれだけ頑張っても
大人の事情というやつで、ままならないことは幾らでもある。
そんなことが2~3年も続くと
「自分はここで何をやっているんだろう…」という気持ちになり
外へ出て自分で仕事を見つけたり、自分の作るものが通用するのかを試したい
という気持ちになっていった。

よくイベントなんかでお会いする人に
「これ、本当にあなた一人の作品ですか?」と聞かれる。
自覚しているが、それほどタッチもモチーフもバラバラなのだ。
会社で、なんでも描けるように努力してきた勉強の成果が出ているということ。
悪く言えば、器用貧乏…。

そして、自慢じゃないけど私は不器用だ。
九九だってすぐ言えるようにならなかったし、3Dツールだって先輩が心配するくらい
飲み込みが遅かった。
だから「不器用貧乏」なのだ。

会社を辞める前は、
自分のタッチで得意なモチーフばかり描いて他のものは全く描かない人
「なんて我儘な人なんだろう…」と思っていた。
同じタッチで似たようなモチーフを変わらず描き続ける人を、
何も知らないくせに「進歩のない人だ」と思って
どこかで馬鹿にすらしていたかもしれない。

でも、それこそがフリーランスには必要なんだ、と今は思う。
そして、そんな自分のタッチを持って好きなものを自由に描いて
人から認めてもらえる人に、ただ嫉妬していたんだな、とも。

「自分は本当はこういうタッチのグラフィックを作りたいのに
会社はもうその方向性を求めていないから作れない」
というフラストレーションを、常に会社では抱えていた。

でもそのフラストレーションとは逆に、いざ苦手なタッチやモチーフに挑むと
「自分一人では関心を向けなかっただろうモチーフの良さに目覚めた!」
という喜びと、幅が広がる誇りも感じていた。

その二面性が、今も私の中に同居していて、うろうろと色んな絵を描かせている。
でも「これを描かせたらこの人」という人のところに当たり前だが依頼は集まる。
企業は「こういうものが作りたいから、すぐ描ける人を探そう」なのであって
「この人はなんでも描けるから、この人に任せてみよう」ではないのだ。
「この人はこういうのは描けるけど、これは全然ダメだね」だったら
「じゃあこの人を補填しよう」ってな具合。

当たり前ですよねー。
でも自分、不器用ですから、こんなことにも今更実感するわけですよ、はい。

だからといって、自分がそうなれるかわからないし
もしかしたら「やっぱり私は会社員に向いているんだ」と言って
どこか別の組織に入っているかもしれない。

未来はどうなるかわかりませんが、今は理想というか夢があるんで
それに向けてひたすら努力して、動いて行こうと決めています。
頑張るしかない。

ちなみに、会社で私を教えて下さった先輩方には、大変感謝しています。
不器用な奴を見放さず、根気強く教えて下さいました。

会社で「3Dモデリングツール意味不明…ポリゴン全然制御出来ねー!」
とイライラして、色んなモデルを見つつも全然真似出来なくて
「私モデラーに向いてないんじゃ…」と絶望しかけていたけど
あるタイトルであるデザイナーさんのデザイン画をポリゴンに起こしたとき
「あれ…わかった…わかってきた!」と
急にポリゴンの楽しさに目覚めたのだった。
そのとき、前に3Dツールを教えて下さってた先輩が
「参考にするので下さい」って言ってくれたのが、とっても嬉しかったっけ。
(まぁ単純にタイトルの性質を知りたいだけだったかもしれないけど…笑)
だから、先輩に関しては大変恵まれたと思います。
本当に、有難いです。

こんなこと、本当は何か成し遂げたときに書くもんだよ…。
でもどこかに吐き出さないと、ネガティブに陥る一方だったので。

では、作業に戻ります。不器用なりに…!
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